東畑さんの『聞く技術、聞いてもらう技術』。
カウンセラーとして相手を知りたいときに使う2種類の「わかる」に触れられていて、
『ひとつは知識に当てはめて、相手をパターンに分類していくわかる』。
もうひとつは『内側から、相手がどのような世界を生きているかをわかる』こととあって。
そういや私は私を解りたいとか、なぜ生まれてきたのかを知りたいというところから始まったんだよなぁと振り返ってみたりして。
LAB、交流分析、西洋占星術、四柱推命、個性心理学、マヤ暦、ヒューマンデザイン…。
手法とか占術を、未来を占ったり現状の改善に使うというよりは、ひたすら自分のことが知りたくて習ってきたんだ。
誕生日から掴めるのは、
めぐりめぐる魂の、今生における計画。
先のだいたいの流れは掴めても、
実際どうなるかというのは、
そのひとが肉体の内側で、
どんな風に自分やこの世界を見ているのかとか、どんな風に生きてきたか、感情の持ち方や反応によって決まる。
むしろそっちのが断然大きい。
普段忘れがちだけど、
からだを持つことで味わう感情、不便さこそが地球で身体を持って生きる醍醐味なんだいね。
自分で覚えていない葛藤や、古い仕組みを昇華する方法もたくさんあって。
ヒプノやフォーカシング、プロセス指向心理学や夢解きもそう。
聞いてもらったり話すことだけでも全然違う。
自分を別の視点から眺めたり知ることができて、
内側の自分と、魂の自分との距離がどんどん近くなってくる。
蠍座新月以降、
本音で生きようぜ、いらないものは捨てようぜと目にすることが増えたでないですか。
純粋な内側からの導きによって動いて、その反応としての感情を余すことなく味わう生き方ができたらもう最高だろうなと思うし、
一流と呼ばれる人達は、
自分の内側に集中し大きな流れに導かれるように、計画に沿って生きてたりする。
誰も教えてくれない自分を知るということ。
よくわかってるようでわかっていない、自分を生きるということ。
この如何ともしがたい自分に生まれたことを、死ぬまで楽しんだり面白がったりしていくということ。
そんなふうに生きたいし、
そうなふうに伴走出来たら良いな。。
#東畑開人さん