『ニコイチ』『比翼の鳥』『連理の枝』…。
憧れます、『運命の伴侶』。
出逢った瞬間に恋に落ちるような、
定められたお相手がこの世のどこかにもしいるとしたら、その方は今どこで何をしていらっしゃるのでしょうか…。
実はそうでもありません。
ツインソウルとは、
あまりに濃密で刺激的過ぎる人生劇場にのめり込み過ぎないようにするためのストッパー。
地球での「人間体験」を客観したりたくさん味わうための大切なバディ、相方です。
光源氏と紫の上、オスカルとアンドレの関係性ではなく、
どちらかというとタカとユウジ、志摩と伊吹。
アカシックレコードを読むと、魂として地球に入るとき、自分の波長と極めて近いもうひとつの魂と混ざり合い、ひとつになって入場します。
この地球で「何をテーマにどれくらい体験するのか」を、共に相談して決めるのです。
その後解散、
各々の計画に基づいて、全力で人生を楽しんでいくという流れ。
3.5という魂と3.6という魂をひとつに混ぜ合わせて、3.55を2つ作る。
それぞれ300回前後の人生を体験する事が多いようですが、片方が600回楽しんで、もう片方は150という設定もあります。
ひとつの人生を「タイムライン」として眺めたとき、片方の3.55の人生にもう片方の3.55が登場してくるのは稀で。
3.55はたとえですが、片方が生まれたとき片方が亡くなってみたり、同じタイムラインにいるけれど、地球の反対側にいてみたり。
巡り合うことは殆どないのはなぜなのかというと、ふたり別の方が効率が良いから。
色んな時代や場所で経験したほうが、よりたくさんの地球体験を味わえるから、なのです。
二人でひとつなので、
自分がしそこねている経験をどこかのタイムラインで補完をしてくれている心強い存在、それがツイン。
片方が課題をすべてクリアできると、遅い方が合わせて終了となります。
片方が同じ問題で、似たような終わり方をする人生を繰り返してしまうときなどにも、ツインソウルがいい仕事をしたり。
また、片方が肉体を持っていないタイムラインでは、ツインソウルがガイドとしてついていたりと、
見えない世界では切ってもきれない、でも自由度の高い関係がツインソウルなのではないかと感じます。
実際にめぐり会うと、
確かに非常に刺激的ではありますが、片方が体験したいと強く望むことに、もう片方が巻き込まれ、やりたくないのに…と思いつつ、
その体験をさせられているという関係になることもあります。
男女として出会っても添い遂げる事が目的なのではなく、二人で協力し何かしら強い経験を共にしたあと、自然に離れていくこともあります。
そんなにロマンチックではなく、
むしろシステマチックな感じではありますが、
明日は、伝統的七夕。
年に一度の夜くらいは、
この世のどこかで頑張っているかもしれない魂の片割れに、遠く思いを寄せてみるのも素敵かなと思う次第です。
織姫と彦星は、
はたして365日ぶりの逢瀬を楽しむ事が出来るのでしょうか。
お天気を祈ります。