【まずは自分がどんなピースなのかをきちんと知ろうとすること。】
「人間てパズルのピースみたい」っていうと、無機質だとか工場の部品みたいだとか、まとめられることを嫌ってすごく傷つくひともいるんですけどそうでないんですよ。
自分がどんな凹凸形状をしているのかを知らなければ、どこにハマれるのかもわからないし、欠けてる部分が何かと気付けなければ、どんな人や体験を欲しているのかにたどり着けないんです。
どんな人にも必ず生きている意味があって、その人が自分の大切さに気づく瞬間を世界全体が待ち望んでいると思うんです。
もう待ったなし。
自分を知ってる人にならないと生きづらい世の中になっていく。
今までは「みんなと同じ」を目指しなさいと言われて、なんとなく角のたたない、ぼんやりとした○を目指して生きてきたのではないかと思うんです。
でもこれからは、色んな人や出来事にぶつかって自分にどんな角があって、どんなフォルムでどこに凹凸があるのか。
凸の形も個性だし、凹の形も深さや丸みを感覚として知っていないと、
大きな絵のどこにハマって、何として全体のどこに協力ができるのかわからなくなっちゃう。
私はカウンセリングやコーチング、セラピーやヒプノなど様々なことをしていますが、
お客様が楽になることはもちろん、
一番大切にしているのは、
『お客様が自分を知るための時間や機会』を少しでも提供できることです。
いつでもお客様のペースで、
笑ったり泣いたりしながら、お客様が自分を知るための心の伴走ができる人間でありたいと思っています。
占術や概念の数だけ、また、それを使う人の数だけ外側から自分の中心を知るためのヒントがあると思っていますし、どれも素晴らしい方法だしすごいなと感じています。
だけんど私は、
対話を通して内側に深く潜ってみたとき。
お客様自身が海の底でみつける新しい自分や、失ったと思っていた愛を見つけた瞬間の、あの神々しい涙と微笑みをいつまでも一緒に眺めさせていただけたらいいなぁ、とか、
一緒に喜んだり悲しんだりできたら、
それだけで幸せだよなと思うのです。
パズルのピース。
ひとつのピースとして磨けば磨きあげるほど、隙間なく美しい絵を創り上げることができます。
私達は偉大なる大きななにかの一部の現れとして。
大きないのちが私として表してるなにかを心から愛して生きたとき、
その役目をまっとう出来るんでないのかなと思ってみたり。
他所様のお家の玄関に飾ってある大きなジグソーパズルの額を見るたびに、日々そんなことを考えてみたりしているのです。

9近藤 洋子、高橋 しのぶ、他7人